環境学習事例・・・第3回リバースクール 木津川 『水生生物編』 リバースクールは、水生生物の調査とパックテストを使った簡易水質測定を行って、川の流域(river Valley)、多様性(Variety)、価値(Value)を学習する調査観察教室です。<実施日時>2007年5月26日(土) 10:00〜16:00 <調査場所>地図の四角■の地域→木津川(玉水橋)、南谷川 <内容> ・川に入って水生生物の採取 ・実体顕微鏡を用いた水生生物の観察 ・水生生物の特徴、分類法や生態を学ぶ ・木津川(本流)と南谷川(支流)の水生生物の比較 ・水生生物を調べて川の環境の何がわかるか? <生物採取> 木津川支流の南谷川で生物採取を行いました。車で農道を登ってゆくこと約10分、林の中を流れる南谷川最上流部は、前日の雨の影響で川の水はやや濁っていましたが、源流というにふさわしい採取地点でした。 流速、電気伝導度、pHを測定した後、サーバーネットを使って水生生物を採取し、保冷して実験室に持ち帰りました。
地点間の比較をするために、木津川本流である玉水橋の河川敷へ移動しました。しかし、雨の影響で非常に流量が多かったため、川の中へ入っての作業は危険と判断し、川の様子を観察するにとどまりました。
<生物分類講習会> ![]() 採取した生物は実験室へ持ち帰り、井上先生の指導のもとで、実体顕微鏡を覗きながら、分類作業を行いました。参加者一同顕微鏡にしがみつき、カゲロウ、カワゲラの違いをなんとか見分け、トビケラ、ヨコエビと区分けをしました。その後、何カゲロウ、何カワゲラかを見分けるために、井上先生オリジナルの分類カードを片手に、再び顕微鏡を必死になって覗き込み、表の分類表を作成することができました。皆さん非常に熱心に取り組まれ、ピンセットで水生生物をピックアップし、顕微鏡を見ていると、午後の3時間ほどの時間もあっという間に過ぎてしまいました。 今回は地点間の比較は出来ませんでしたが、人為的な汚染をほとんど受けていない南谷川の最上流部には多く種類の水生生物が生息していることが分かりました。 表1 南谷川の水生生物調査結果 ![]() この調査講習会は、全労済の2006年環境活動助成の助成事業です。 主催:淀川水系の水質を調べる会 協力:環境監視研究所、(有)ひょうご環境科学研究所 |